パン工房
院内には専用のパン工房「エルピス」があり、ペイザン(農夫パン)と呼ばれるヨーロッパの伝統的なパンを焼いています。
フランス、ドイツなどの修道院では古くから、村に住む家族とともに週1回このパンを焼き、毎日少しずつ切り分けて食べていました。わが国の軟らかい食パンに比べると、表面が硬く、いささかごつい印象ですが、なかはもちもちとした独特な食感があり、噛みしめるほどに味わいがでてきます。
工房は、パン職人マイスター志賀勝栄さんの指導を受けています。志賀さんは東京の世田谷区に「シニフィアン・シニフィエ」という店をもち、全国からここを修行に訪れる若いパン職人が跡を絶ちません。工房の設計、フランス製オーブンなどは、すべて志賀さんの指導によるものです。
工房名のエルピスとは、新約聖書に登場する古典ギリシャ語「希望」です。東日本大震災の発生した2011年3月にオープンしたパン工房エルピスから、毎週焼きたてのパンを、希望とともに患者さんとスタッフに届けています。













